ノート

観劇感想などです

#4 core of bells WS@横浜国立大学 レポート〈前編〉

先日、7/1と7/15の二回にわけて、core of bells(公式HPはこちら)のWSが横浜国立大のとある講義で行われました。

 

core of bells――おこし頂いたこの方々は、都内のライブハウスや、パフォーマンスイベント、はたまた美術館などでも姿を見ることができるバンドマンのお兄さん達であります。音楽ジャンルは「ハードコア」らしいです。最近であると、「月例企画『怪物さんと退屈くんの12ヵ月』」という、毎月公演をうつという一時期の倖田來未のような活動をされていて、私も何度か足を運ばせてもらっています。

 

そんなcore of bellsが国立大学に来るという字面がまずなかなかインパクトがあるのですが、それ以上に考えさせられた部分も多いので、受講した学生の立場から、少しレポートをさせていただきます(差し障りのないレベルで)。

 

◎一日目

まず、座学です。

core of bellsがどういう経緯で今の活動に至っているのかというのが、音楽の歴史にさらっと触れつつ活動歴にも触れつつ、紹介されていきます。

 

以下は紹介された音楽などなど(これが直接的に影響しているというわけではなく、あくまでも話の中にでてきた、というものなので、あしからず。そして超一部です)。

まず、ハードコアってなんぞや?という話の流れで確か出てきた、Napalm Death「You Suffer」。

たった一秒の曲です。

これが「爆発」ってやつなのね、と一応の理解を私はしました。


Napalm Death - You Suffer - YouTube

ハードコアとは爆発の連続、という認識で正しいのだろうか。

あとはAnal Cuntの5643 song EPというのも紹介していただきました。


Anal Cunt - 5,643 song ep (1989) - YouTube

シングルレコードに5643曲入れたらしいです。すごい……のか?

 

そしてそしてジャパノイズの系譜ハナタラシ「アンチノック」。


hanatarash - Live!! 88 FEB 21 Antiknock - YouTube

 

「え、これって観客の声なんですか」と思わず質問が出る始末。

すごいこと考えるひともいたもんだ。。

などなどいろいろ紹介されながら、たくさん知らない話を聞きました。詳細を書きまくるといろいろあれなので、割愛。とにかく、core of bellsを観た時に感じる「記憶(記録)できないまでの情報量の多さ」みたいなものが垣間見えたり、それも受容側にかなり重心が置かれているからこそなのか、といった感想。

 

以下はノートになにげなくメモした講義内容です。

モッシュにはリーダーが存在したりする。

・(core of bellsの公演である)『moshing maniac 2000』の時最後の方でやってたモッシュは「wall of death」という。

・パンクの人はMCですごい良いことを言ったりする。

・CDジャケットに死体を使うみたいなジャンルがある。

 

音楽の勉強のあとは肝心のWSお題「core of bellsの公演まるまるひとつ考える」にとりかかります。

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黒板を駆使し、各々考えた案をとりあえず書きつけていきました。見た目が良かったので皆カメラでパシャパシャとっておりました。

 

この案をまとめつつ削りつつ、各自宿題をお持ち帰りし、2回目のWSで発表となります。(後編に続く)