ノート

観劇感想などです

#5 core of bells WS@横浜国立大学 レポート〈後編〉

(前回中編に続くと書きましたが前・後編に落ち着きました)

 

横国で二日間にわたって行われたcore of bellsWSのレポートです。公演内容等々に関わる可能性もあるかもわからないので、主にWSを受けた感想です。

 

~一日目までのあらすじ~

黒板に書かれた大量の公演案。それをcore of bellsメンバーの山形さんが一字一句読みあげる……!そしてそれにツッコミを入れたりほくそえんだり「へー」とか言うcore of bellsとWS参加者。

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◎二日目

一日目にこのようなこと↑をした我々は、出た案を踏まえつつ、2週間後にcore of bellsの公演案を発表しました。

WSの流れとしては、

最初にcore of bellsがひとりひとりの案にダメ出し

発表者、再考

もう一度発表(そしてもういちどツッコミをうけたりする)

 

というようなものでした。ちなみに再考時間は20分でした。短かったです。

 

事前に、core of bellsのこれまでの公演の詳細を記した資料なども見せていただいたこともあり、私を含む学生数名はかなり緻密な案をつくっておりました(ある学生は分単位で行動を記していました!)。

はたまた別の学生はとにかくとにかくいろんな案を取り入れている傾向があったり。

逆にシンプルなのがなんだか笑えるという案があったり。

皆同じ原案を踏み台にして作っているはずなのですが、いろいろ広がりがあります。

 

ただ、広がりまくってしまっていたというか。

 

私自身も考えている間、「これもできる」「あれも面白い」という案がぽろぽろと出てくるは出てくるのですが、それを「まとめる」ことに力を注ぐことになってしまいました。まとまったからと言ってこれがなんなの?みたいな初歩的すぎる見落としのようなものに、本当に簡単にはまった感じがあります(何故かはまってしまう!)。そして冷静なツッコミを受けたり。

 

そして再考した結果発表した案でも、core of bellsの演奏シーンが一切無かったという致命的落とし穴に私ははまりました(これは単に馬鹿なのかもしれない……!)。

いやはや、怖いぜ情報過多。

 

20分だけで再考、という時間に縛られまくる思考というのもかなり疲れました。新鮮。

どことなくげっそりしている参加者もいたり。

 

全員の発表が終わっているころには5、6時間は経っていたでしょうか。何にせよ制作についてアドバイスを受けWSは無事終了しました。

 

 

 

 

WSを通して思ったことは、ああ、core of bellsってバンドだったんだなあ、ということです(あたりまえ)。

 

もちろん作り手の数ほど作品の作り方っていうのはあるのでしょうが、

・時間的制約

・それに対する情報の多さ

・そこから情報を絞っていくやり方(みんなでツッコミ)

このあたりからcore of bells独自の制作方法みたいなものが見えたような気がして、

かつそれは、バンドという少数の仲間内だからこそ上手く機能しているのか……?とか考えたのでした。

何か一つのこと(制作)にものすごく情熱をささげるために集まる、というよりかはバンドという一つの形態がすでにあって、じゃあここから何を始めるか、というものすごい冷静さの下から作品が生まれている印象です(あくまで一学生からの印象です)。

 

はじめてお見かけしたのが吾妻橋ダンスクロッシングだったこともあり、面白いパフォーマンスする方々と思っていた節があったのですが、バンドでした!というまとめです。

 

 

 

ちなみに帰り際にオカルトに関する話をいくつか聞かせていただきました。

core of bells、オカルトの先輩や……!

みなさま、WS開いてくださり、本当にありがとうございました。